小田原市内 介護新築住宅 H様邸
母の介護のためだけに新築を決意したご長男。
今まで住んでいた場所から介護環境が整った小田原市内に土地を購入し新築する。
広い土地はいらいない。
大きな家もいらない。
整った設備もいらない。
ベッド上での生活を余儀なくされたお母様の介護ができればいい。
後は福祉サービスの利用によって、自身が倒れないように介護に従事する。
地鎮祭はあいにくの雨天であったが工事は順調に進んだ。
地盤調査結果に基づき、基礎はべた基礎仕様。
平屋であるが、勾配屋根を利用したロフト付きになる。
建坪はわずか11.2坪ほどであるが、介護住宅が完成した。
水廻りは全てご長男が使用するため、トイレもバスもキッチンも洗面も最小限のスペースでまかなう。
お母様の生活は全てがベッド上での介助。
入浴は、訪問入浴のサービスを利用する。
その為に、訪問入浴用にサンルームを取付してその空間を使う。
室内にしなかったメリットは、室内養生をせず入浴サービスが受けられる。
サービス提供者も外から速やかに対応できる。
これは、介護にあたるご長男の計らいでもあった。
介護住宅の新築を決意するまでは、賃貸で対応できない物件を探して歩いたそうだ。
しかし、ご長男が意とする内容での賃貸物件にはめぐりあわなかった。
こんな考えがあってもいい。
こんなスタイルの介護生活があってもいい。
こんな新築があってもいい。
ご長男の考えがそしてその気持ちが私たちに伝わり、
是非協力したいと今回の「介護住宅新築工事」を請け負わせて頂きました。
ありがとうございました。