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フラット 35 住宅ローン LIXIL ホームファイナンス

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静岡県東部(三島市、沼津市、御殿場市、裾野市、富士市、富士宮市、伊豆市、駿東郡、庵原郡)
山梨県 富士河口湖町、甲府市、山梨市、甲斐市、中央市、笛吹市、都留市、富士吉田市、山中湖村、忍野村、鳴沢村
※上記エリア内においては、提携会社がある為、設計・施工管理が可能となっております。

平成20年度 住まいバリアフリーリフォームコンクール入賞

「車椅子生活対応リフォーム」
社団法人 かながわ住まい・まちづくり協会が主催する
第1回住まいのバリアフリーリフォームコンクールにおいて入賞いたしました。

併せて登録施工業者奨励賞も受賞いたしました。
(弊社は同協会に「高齢者向け住宅改造施工事業者」として登録をしております)

nyusyou.jpg

syoureisyou.jpg

神奈川県足柄下郡湯河原町 S様邸 車椅子仕様の介護リフォーム 工期 18日間

S様は右大腿骨骨折により入院中。過去、左も骨折をしているので退院後は車椅子の生活を視野に入れなければいけない状態でした。

現在は手術も無事終わり、退院に向けて歩行のリハビリを行っている。

住み慣れた自分の家に戻るにあたって、築30年を過ぎた建物では障害があまりにも大きい。

そこで、1階スペースを車椅子仕様で総合リフォームを行うことになりました。

S様の身体状況を確認しリハビリ後の自立範囲を頭に入れながらプランの提案をさせて頂いた。

既存間取り・仕様の不具合箇所分析

1、各所に段差がある
2、キッチン・洗面所・浴室が段差があり、狭い
3、一段上がった和室は使いようの無い部屋
4、寝室から水周りまでの動線距離が長い
5、車椅子の通行幅が確保されていない
6、構造は木造、尺のモジュール
7、全てにおいて車椅子での移動はできない

既存の間取り図 と 提案しリフォームされた間取り図

     既存間取り図とリフォームされた間取り図
  

最終的なりフォームのコンセプトは、将来は車椅子での生活に対応でき、リフォーム直後は歩行での生活を基本とする。

S様邸既存1.JPGS様邸既存2.JPGS様邸既存3.JPG

さあ、いよいよ着工です。既存仕上げを一気に解体していきます。
S様邸解体1.JPGS様邸解体2.JPGS様邸解体3.JPG

解体をしていく途中、既存建物の構造的不具合が幾つか発覚してきました。既存建物の築年数を考えれば今までの経験上多少の不具合はあるだろうと予測はしておりました。又、契約前にもお客様には主要構造部の瑕疵が発覚した場合の対応や費用など納得していただける内容をきちんと説明させていただいておりました。

解体中に発覚した不具合とは
1、シロアリの被害が過去現場の中でも特にひどい状態が発覚(土台・柱・桁までの被害)
2、床束が無い箇所、または、石の上に寸足らずで設置してある数箇所
3、入っているべき箇所に柱が入っていなかった

この3点が特にひどい不具合でした。当然シロアリの被害に遭っている構造材は新たなものに入れ替えまた、出来る範囲での防蟻処理を施しました。

シロアリ1.JPG 構造補強1.JPG 構造補強2.JPG

床束は全てプラ束に交換しました。

床解体1.JPG 床組み.JPG  床貼1.JPG

床下瑕疵1.JPGなぜ、床束まで交換したのかは右写真ご覧のとおりです。築30年超の住宅ではこのような床下は珍しくありません。石の上に積み木状態で床束代わりに施工されています。このまま新たな床組みをしてしまったら・・・・ですね。

隠蔽されてしまう部分には特に気を使い、ましてや主要構造部分の瑕疵はきちっと対策を考える。そして、速やかに実行に移す。また、お客様にも隠蔽部分の施工前後写真を作成しお渡ししておきます。これが弊社のリフォーム工事における大きな特徴です。

床暖房1.JPG
リビングと洗面所には電気式の床暖房を設置。
電気容量は200V、そのため分電盤も取替え60Aに増量です。

完成された介護リフォームは

完成リビング1.JPG 完成寝室1.JPG 完成寝室2.JPG

各部屋の入口は全て引戸仕様、開口幅も車椅子が楽々通過できる寸法になっています。

完成洗面化粧台1.JPG
洗面化粧台は、TOTO の座ドレッサーを提案いたしました。この洗面化粧台の特徴は洗面ボールの高さがレバーひとつで調整ができ、立位で使用する場合の高さ、座位で使用するときの高さ療法に対応できる優れものです。

但し、高さ調節が容易に出来る分洗面ボール下には収納が付きません。


完成キッチン1.JPGキッチンはトステムのクレディア。シンク下はくりぬかれていますので、車椅子でも足が入ります。トステムには申し訳ないのですが、本当はもう少し車椅子に配慮したキッチンを提案したかったのです。しかし、お客様のご要望で工期が定められており、他メーカーの車椅子対応キッチンでは納期上間に合わないため、この商品でご提案させていただきました。

完成ub1.JPG 完成ub2.JPG
浴室はTOTOのユニットバス。入口はフラットで3本引戸にしてあります。また、手摺の取付位置は洗面所からの動線を考えご本人の身体に合わせ、高さを設定してあります。

完成トイレ1.JPG 跳ね上げ手摺1.JPG
トイレはオープンタイプで洗面所内に本人専用で取付ました。壁を無くしていますので手摺の設置はTOTOのパブリック用の跳ね上げ手摺を両側に設置しました。ここでの工夫は、跳ね上げ手摺の全体的な長さは800mmのため取付位置を壁からにすると便器の半分までしか届きません。これは、背中にあるタンクの分後ろに下がってしまうのです。そこで、タンクの厚み分だけ袖壁を造作し手摺を最適な長さに調整いたしました。

また、手摺の片側にはペーパーホルダー付き、もう片側には洗浄用のリモコンをオリジナル加工で取付しました。

18日間という短い工期でのリフォーム現場。お客様の退院に間に合わせることが条件に入っておりましたので、短期間での現場となりました。それでも、手抜き無し!工期厳守!でお客様には大変喜んでいただき、無事お引渡しとお施主様の退院を迎えることが出来ました。

このような素晴らしい体験ができる機会を与えてくださいましたS様には大変感謝しております。ありがとうございました。