第2回 住まいのバリアフリーリフォームコンクール 入賞
社団法人かながわ住まい・まちづくり協会が主催する、第2回 住まいのバリアフリーリフォームコンクールに応募し、結果は二年連続の入賞、そして今回は審査員特別賞、登録施工業者奨励賞の三つを受賞し表彰されました。
主催
社団法人かながわ住まい・まちづくり協会
後援
神奈川県、(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター、(財)神奈川県建築安全協会、(社)神奈川県建築士会、(社)神奈川県建築士事務所協会、神奈川県建設意労働組合連合会、(株)神奈川新聞社、(株)建通新聞社神奈川事務所
審査委員
委員長
野村 歡様 「国際医療福祉大学院教授」
委員
石本健二様 「(株)神奈川新聞社営業戦略室長」
大原一興様 「横浜国立大学大学院教授」
蔀 健夫様 「神奈川県県土整備部次長」
立川悦子様 「逗子市社会福祉協議会事務局長」
土屋辰夫様 「神奈川県リハビリテーション支援センター地域支援室長」
星野芳久様 「関東学院大学名誉教授」 順不同
建築としては特に目新しいものではありません。工事規模も大きくありません。では何故この作品が評価されたのでしょうか。
介護住宅・介護リフォームで最も必要な事は本人の自立支援と介助者の負担軽減。そしてその改修にあたっては医療関係者、介護関係者等それぞれの専門担当者といかに連携し的確な改修工事が出来るかという事です。
今回の工事は、介護保険及び障害の助成金で全てを賄うということへのチャレンジ。また、貸家の改修工事であったため家主(オーナー)様のご理解を頂かなければならなかったこと。その完成形が「本人の自立支援」につながる事。
その全てを結果として残せた事が評価に繋がったのだと思います。
計画前は一時外出していただき、本人、介助者、PT、OT、ケアマネージャー、福祉用具専門相談員、そして私も含めどのような改修工事を行えばよいのか本人の身体的機能や既存住宅の調査し、改修案を提案していった。
築年数も40年ほどになり、床下の構造部分(根太・大引き)も全て撤去し新設した。
第1回に続き第2回目も、審査員とまち協スタッフによる現地審査が行われました。昨年の利用者様も今年の利用者様も介護するご家族と共に大変喜んでいただき、私どもも記憶と心に残る現場となりました。
この改修工事実施ににあたり、ご協力を頂いた貸家のオーナー様をはじめ関係者の皆様方にこころより御礼申し上げます。