平塚市 A様邸 新築工事
●家族構成 ご夫婦
●延床面積 116.85㎡(35.34坪)
●構 造 木造軸組工法
●施 工 有限会社勝建ホーム
玄関の丸い窓がとても目立ちます。
ウッド調サィディングに小さい小窓、ストックルームに明り取りを付けました。
お客様のご要望で外観は落ち着いた和洋折衷タイプにさせて頂きました。
落ち着いた外観の中でも各所に設けたデザイン窓や外壁材の使い方によって、お洒落なイメージが出来上がりました。
雨戸はシャイングレーでアルミ製です。木製風ですっきりしています。
最近では雨戸のある住宅が少なくなりました。
弊社でも基本プラン時には雨戸を付けておりません。
A様ご夫婦は建替えでした。
建替える前の生活でも、夕方には雨戸を閉めて夜を過ごすという習慣があったため、雨戸がないと不安感を覚えるのだそうです。
これも、住む方の年代によってライフスタイルが変わっていく一つなのかも知れません。
勝建ホームの新築は注文住宅ですから、その対応は容易なのです。
玄関ホール内から撮影。
内部造作材ウッドワン ジュピーノ自然塗料仕上げと、コーディネートしました。
玄関横にはストックルームを設置。 傘や雨に濡れたもの等を一時ストックするには最適です。
外観写真で見えていた四角い小さな窓が付いていたのがこのストックルーム内です。
1Fは和室、リビングダイニング、キッチンがすべて引き込みの扉で続き間です。
お客様の和室へのこだわり。
建築法規上準耐火構造の規制がある場所であったため和室は真壁構造には出来ず、大壁の現代的な和室を創出致しました。
別名 漬物ROOMです。奥様がたくさん漬物を漬けるそうです。
キッチン横廊下を挟んでこのスペースを設け、床は土間にし水洗いが出来るように排水溝まで完備いたしました。
A様のお宅は無垢のこだわり 床材はカバサクラ材、ドア造作材はジュピーノ無垢材を使用しました。これも健康への配慮です。
廊下にデットスペースを利用してニッチを取り付けしました。
ユニットバスはアクセントパネルにブルーを使用。写真より実際はとてもきれいな色です。
ダイニングから和室を眺めました。バリアフリーで畳とフローリング。段差はありません。
和室にクローゼットドアを取り付けました。和と洋のバランスを考えれば不思議ですがこれが現代和室の創出です。
このジュピーノ自然塗料仕上げではコーディネートされると思います。
メーターモジュールのトイレです。巾にとてもゆとりがあります。 L型手摺を設置してもゆとりがあります。
2階和室も1階と同様で建築基準上真壁構造の和室にはできません。
1階和室との違いは付け柱や鴨居を後から取り付け、真壁同様に見える和室を創り上げています。
床の間もあり、大壁和室には思えません。
和のぬくもりを感じます。
階段は2階へ上がるのに思い切って16段上がりにしました。2階への上がり下りが楽になりました。
手摺棒を連続で取り付けました。
住まいは、それぞれのライフスタイルによってその様式は異なります。
和室という部屋を重要視する方、逆に和室を一間も必要としない方、外観デザインをはじめ、外国の生活をイメージした家を好む方、そうでない方、本当に様々です。
各種建材に至っては、全てに対応できるほど豊富に揃っております。
その中で私たちは何を選択し、何を提案してあげられるかがお客様への思いりに変わっていくのではないでしょうか。
そこに住む方が納得し喜んでいただければそれでいい。
他人はライフスタイルの違う、たんなる評論家で過ぎないのだから。